パックマーケットNews＆Topics

食品容器の素材と特徴のご紹介

作成者: あらちゃん｜2023年06月12日

　

こんにちは！

パックマーケットのあらちゃんです！

 

食品容器は様々な材質で出来ています。

見た目が近くても、材質が違うと容器の機能は大きく変わります。

 

容器選びの際、材質にも注目するとより最適な容器選びが出来ます！

 

今回は特に、電子レンジで温められる材質かどうかということを中心にご紹介します！

 

 

 

1．電子レンジ非対応の材質

まず最初に、電子レンジに適さない材質の容器をご紹介します。

 

・PSP（発泡ポリスチレン）

スーパーマーケットでよく見かける、肉や魚の入っているトレーはPSPの容器です。

PSPは保温性・断熱性に優れている軽い材質です。

お寿司のような、電子レンジを使用しないメニュー、電子レンジでの再加熱なしで

すぐに食べるため、保温性の方を重視したい場合にはオススメの材質です。

 

耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
80℃ × ○ ×

 

 

・OPS（2軸延伸ポリスチレン）

容器の蓋に多く使用されているのがOPSです。

透明性が高く、容器の中身がはっきり見えます！

また、惣菜などを入れるフードパックにも使用されています。

耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
80℃ △ △ ×

※蓋として使用する場合、食材に触れていない状態であれば短時間のレンジ加熱は可能です。

※フードパックなど、本体として使用する場合は、食品の油により

　容器に穴があく可能性がありますので、使用しないでください。

 

・PET

サラダ容器や、カットフルーツ容器によく使用されているのがPETです。

透明感があり、より鮮明に中身が見えます。

耐熱温度は低いため、基本電子レンジを使用しないメニューにお選びください。 

耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
60℃ × × ○

 

(株)エフピコには、エコOPETと呼ばれる材質があります。

 

★エコOPET（2軸延伸PET）

 

回収された透明容器やPETボトルをリサイクルし、再生された原料から作られています。

PETシートを縦・横に延伸させ、耐油性・透明性を維持させた上で、

OPS並みの80℃耐熱性と耐寒性を実現した材質です。

 
耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
80℃ △ ○ ○
 

 

・HIPS（非発泡ポリスチレン）

非発泡の固い材質です。剛性に優れ成形性が良いため、容器の本体としてよく使用されています。

PSPと比べると、積み重ねが良く省スペースで保管することができ、

光沢があって高級感が出る材質です。

耐熱温度は90℃のため、電子レンジメニューには不向きです。

耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
90℃ △ × ×

 

 

２．電子レンジ対応の材質（発泡タイプ）

続いて、電子レンジOKな発泡タイプの材質をご紹介します。

 

・耐熱PSP

 

耐熱・耐寒性を併せ持った新しい材質です。

(株)エフピコでは、マルチFPという名称で呼ばれています。

発泡素材のため、断熱性が高く、レンジで温めた後の湯気が出ているアツアツの状態で持っても

へっちゃらです！また保温性もバッチリです！

耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
110℃ ○ ○ ○

 

３．電子レンジ対応の材質（非発泡タイプ）

続いて、電子レンジOKな非発泡タイプの容器をご紹介します。

・PP（ポリプロピレン）

透明度は低く、少し白っぽい材質です。

耐熱性は110℃と高く、容器の内装や蓋だけではなく

レンジ対応容器や耐熱食品容器として使用されています。

耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
110℃ ○ × ○

 

・PPフィラー（フィラー入りポリプロピレン）

フィラー（タルク）を配合することにより、

耐熱温度を130℃まで高めることができ、弁当や惣菜など耐熱食品容器として使用されています。

 

耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
130℃ ○ × ○

 

 

・耐熱ポリスチレン（非発泡）

 

(株)エフピコの名称はマルチSD（MSD）で、非発泡タイプの耐熱素材です。

非発泡なので、積み重ねてもかさばらず、省スペースで保管することができます。

また、光沢があり高級感が出る材質です。

耐熱温度は110℃と高いので、電子レンジで温めても容器が変形する心配はありません！

耐熱温度 電子レンジ適性 耐寒性 耐油性
110℃ ○ △ ○

 

まとめ

今回は食品容器の素材についてご紹介しました。

容器選びに、それぞれの素材の特徴を参考にしてみてください！

 

パックマーケットでは、数多くの容器が無料サンプルサービス対象です。

ぜひ実際に手に取って、お試しください！

 

（ ↓ ↓サンプルサービスの詳細は、こちらのブログをチェックください ↓ ↓ ）

　　

　　

　　　　

　　 

完全な記事を表示