こんにちは、朱里です。
毎日の食卓の強い味方、冷凍食品。
今、冷凍食品の市場がさらに拡大しています。
冷凍自販機や無人店舗など、お店の味を手軽に購入して
楽しめるようになりました。
また、飲食店が通販サイトなどで消費者に対して直接販売
するケースも増えてきましたね。
今回は、冷凍食品を販売する際の容器や資材についてお伝えしていきます。
実はよく知られていない、気をつけておきたいポイントがあるんです。
・なぜ冷凍食品のニーズが高まっているのか
・冷凍におすすめの容器や資材
についてご紹介していきます。
※冷凍食品を販売するには、すでに食品の製造業で営業許可を取得している
場合でも、新たに資格や申請が必要になります。許可や資格の取得には、
設備を揃えたり、規定の手続きや講習会の参加が必須となりますので、
ご注意ください。
目次 |
◎冷凍食品のニーズが高まる背景
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・消費者が冷凍食品を選ぶ3つの理由
・「家庭で美味しいものを食べたい」というニーズの高まり
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◎気をつけたい!容器・資材を選ぶポイント |
・冷凍耐性がある
・冷凍対応かつ電子レンジ使用可能な容器
・真空状態にすることができる
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◎おすすめの容器・資材3選 |
・OSAシリーズ
・FTシリーズ
・ナイロンポリ袋
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◎まとめ |
冷凍食品の販売でお店のファンを増やそう!
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◎冷凍食品のニーズが高まる背景
・消費者が冷凍食品を選ぶ3つの理由
以前は「冷凍食品は美味しくない」というイメージがありましたが、
現在は冷凍技術の発達により、美味しいものが増えています。
なぜ消費者が冷凍食品を選ぶようになったのでしょうか?
◇調理が簡単で手軽
フライパンで焼くだけ、レンジで温めるだけ、など調理工程が
手軽ですぐ食べられるのが喜ばれているようです。
◇美味しいものが増えた
冷凍技術の発達により、美味しいまま冷凍できるようになりました。
また真空パック機など、品質を保つ機械も手頃な価格で
手に入るようになり、家庭での簡単な調理で美味しく食べられる
ようになりました。
◇消費期限が長い
チルド品に比べて消費期限が長いため、買いだめしておき
食べたい時に手軽に食べられて便利なため、重宝されているようです。
・「家庭で美味しいものを食べたい」というニーズの高まり
冷凍食品は比較的手頃な値段で美味しいものが購入できますが、
最近では、「自宅でお店クオリティの美味しいものが食べたい」
というニーズも高まってきているようです。
コロナ禍で様々な販売方法を模索していた飲食店と消費者のニーズ
が合致し、ネット販売や冷凍自販機など多様な方法で販売されています。
◎冷凍食品販売の際に容器・資材を選ぶポイント
・冷凍耐性がある
実はプラスチックの容器のほとんどは冷凍耐性が低く、
冷凍することで容器が割れてしまう可能性があります。
冷凍食品は-18度で以下で保管する必要があるため、
保管温度に耐える容器を選びましょう。
・冷凍対応かつ電子レンジ使用可能な容器
メニューにもよりますが、冷凍状態から一番簡単に調理できるのが
電子レンジでの加熱ではないでしょうか?
消費者のニーズを考えれば、手軽に調理できる形態を考えたいところです。
冷凍もでき、かつ電子レンジで加熱できる容器は限られていますが
販売形態やメニューによっては取り入れることを検討してみては
いかがでしょうか?
・真空状態にすることができる
水分が多いメニューを冷凍すると、食材から水分が蒸発、霜が発生し
食材が乾燥してしまうので、解凍した際食材の味が落ちてしまいます。
真空状態で冷凍することで、食材から水分が蒸発することを防ぐことができます。
真空にするためにはナイロンポリ袋と真空状態にする機械を使用する
必要がありますが、品質を保持するために取り入れることをおすすめします。
◎おすすめの容器・資材3選
パックマーケットには、冷凍販売に適した容器や資材が多数掲載されています。
その中でも特におすすめの容器と資材をご紹介します。
・OSAシリーズ
冷凍のラーメンや餃子の販売におすすめの容器。
容器に使用されている素材は、冷凍耐性に強いため、冷凍庫の中での
食材の保管や販売に適しています。
透明度が高くディスプレイ効果も高いため、店舗での販売に最適!
落としても割れにくいので、今話題の冷凍自販機にもおすすめです。
(※使用時には事前に使用条件下でのテストをお願いします)
・FTシリーズ
容器に盛り付けた食材を冷凍・販売できる容器です。
お客様はそのまま電子レンジで加熱し、食卓に出して食べられます。
素材は耐寒PPiータルクという、耐熱・耐寒性に優れた容器。
調理したお惣菜やお弁当など、メニューによって容器を選べます。
(※使用時には事前に使用条件下でのテストをお願いします)
・ナイロンポリN
真空包装適正に優れ、柔らかく伸びのあるフィルムが凹凸の
多い内容物にも密着するナイロンポリ袋です。
-30℃冷凍から95℃30分ボイルまで対応しており、
ラーメンのスープや、お惣菜などを真空包装して販売することができます。
◎まとめ
冷凍販売と、おすすめの容器や資材についてご紹介しました。
飲食店の美味しいメニューを自宅で食べたいというニーズが増える中
冷凍自動販売機や、店頭でのお土産販売、ネット販売など、
テイクアウト・デリバリーに次ぐ新たな収入源としても注目されています。
ネットで人気店となれば、クチコミでお客さんがお客さんを産む好循環も
期待できます。
また、ご紹介した容器や資材だけでなく、真空パックに使用する機器など、
冷凍販売で活用できる商品をご紹介した特集ページがあるので、
こちらもぜひご覧ください。