こんにちは!パックマーケットのあらちゃんです。
食欲の秋ということで、旬の美味しい食材をたくさん目の当たりにします。
そして秋が終わる頃には、海鮮やお鍋が美味しい季節がやってきますね。
そこでこれからの時期に気をつけたいのが、、、ノロウイルス!
今回は冬に向けて、ノロウイルス対策をご紹介します。
◎目次 | |
1. ノロウイルスとは | |
2. 予防対策としてできること | |
3. おすすめの予防対策グッズ |
1. ノロウイルスとは
ノロウイルスは、国内で報告された食中毒患者数の約6割を占める食中毒の1つです。
また、ノロウイルスは加熱やアルコールに耐性があるのも特徴です。
通常の加熱(75℃で1分加熱)や一般的なアルコール除菌では、完全に感染力を失くす
ことはできません。
さらに感染力が強く、10~100個程度の少量のウイルスで感染する場合があり、
大規模な集団食中毒につながりやすいです。
そんなノロウイルスは、11月頃~2月頃の冬期が最も発症しやすい時期です。
(出典:厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」)
グラフからもわかるように、11月から増加し、12月、1月と急増しています。
これからノロウイルスを発症しやすくなる冬に向けて、予防対策をご紹介します。
2. 予防対策としてできること
まず主な感染経路は3つあげられます。
①感染した食品取扱者からの感染
②食材からの感染
③感染者の嘔吐物などからウイルスが舞い上がり、それを吸い込むことによる二次感染
①の予防対策として、食品を扱う・調理する人の毎回作業前の体調チェック・手洗いの徹底することが非常に大切です。
手を洗うタイミングや、手の洗い方にも要注意です!
トイレ直後や調理施設に入る前は勿論のこと、盛り付け前や次の調理作業に入る前、
手袋を装着する前などこまめな手洗いが予防になります。
また汚れの残りやすい指や爪の間、親指の周り、手首までしっかり洗いましょう!
②の予防対策は、まず適切な加熱処理をすることです。
ノロウイルスの感染力を失くすためには、85~90℃で90秒以上の加熱が必要です。
また扱う食材によって、まな板や包丁など調理器具を使い分けることも大切な対策の
ひとつです。
③の予防対策は、正しい汚物処理をすることです。
汚物処理をする人は、必ず使い捨てのマスクや手袋を着用し、十分な換気を行い、処理する人以外は近づかないようにしましょう。
まずペーパータオル等で汚物を覆い、汚物が飛び散らないように次亜塩素酸ナトリウムの希釈液を静かに注ぎます。その後、ペーパータオル等で汚物を拭き取ります。
拭き取った汚物や着用した手袋等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。
ビニール袋の中を1000ppmの次亜塩素酸ナトリウム液で浸すとより予防になります。
そして汚物を取り除いた床および壁は、消毒後さらに水拭きをします。
処理後は手洗いを2回、うがいをしっかりとして二次感染を防ぎましょう!
3.おすすめの予防対策グッズ
続いて、パックマーケット掲載のノロウイルス対策に効果的なグッズをおすすめの
使用場所や用途ごとにご紹介します。
①クロラス除菌剤
この除菌剤は水分や汚れのある場所でも効果を発揮してくれる商品です。
クロラス除菌クリアは、食品添加物殺菌料なので食品に直接触れる調理器具など、食品周りの衛生管理を安心して使うことができます。
また刺激性が低いので、肌や調理器具にもやさしく、日常的な除菌にも使えます。
調理場や食堂、トイレまで、お店やお家に1本あるだけで様々な場所で活躍します。
※〈推奨濃度〉調理場・食堂:200~400ppm トイレ:200~1000ppm
②手洗いブラシ
たっぷりの泡で丁寧に洗っても、爪の間の汚れはなかなか落ちません。
このブラシを使うことで、爪の間・手の平・手の甲も洗うことができ、ピカピカな手で作業に入ることができます。
ですが複数人で共用して使用するのではなく、1人1つ個別使用しましょう!
③汚物処理キット
キットの内容としては、使い捨ての帽子やマスク、ガウン、手袋、靴カバーなどが入っており、汚物をより安全に処理できるセットになっています。
汚物処理は、二次感染のリスクが非常に高いです。
汚物処理キットがあれば、必要な備品が1つにまとまっているので緊急時でも便利です。
万全な装備で、二次感染のリスクを減らしましょう。
まとめ
今回はノロウイルス対策をご紹介しました。
冬期に流行しやすい感染症ですが、年間を通して発症する可能性があります。
ノロウイルスは「つけない(持ち込まない)」ことが大切です。
食材を触る前や、食事をする前など、きちんと手を洗うことを心掛けて
今年の冬も健康第一で乗り切りましょう!