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時代を経ても人気!串料理と「竹串」について

              
朱里
筆者: 朱里 投稿日時: 2024年03月18日

 


こんにちは、朱里です。

皆さんは「竹串」と聞いてどんなメニューをイメージしますか?

焼き鳥やお団子、牛串や鮎の塩焼きなど様々なメニューが串に刺さった状態で

提供されますよね。最近は果物やスイーツに使用している例も見受けられます。

 

今回は、種類も豊富な竹串についてご紹介します。

 

■目次
 
 
 

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竹串を使う食べ物といえば、焼き鳥が連想されますが、そもそもなぜ焼き鳥は串に刺して提供されているのかご存知ですか?

焼き鳥の歴史は諸説ありますが、平安時代の書物にお客様をおもてなしする料理としてキジやカモといった鳥類を焼き、贅沢品として食べていたという記述があるそうで、その頃から「鳥類を焼いて食べる」という食文化があったことがわかります。

鶏が食材として登場するのは、そこから1,000年近く後の江戸時代であり、江戸中期の書物には“鶏を串に刺した”という表記が見られるとのことです。

江戸時代には、現在の焼き鳥の調理法はほぼ完成していたと考えられています。

 

明治時代の半ば頃には焼き鳥店ができ、その後昭和中期には食用のニワトリが安定的に生産できるようになったため、鶏の価格が低下し、大衆居酒屋などでも提供されるようになったそうです。

その他、おでんや田楽・お団子など串に刺して提供される食事は数多くありますが、どのルーツも平安時代や室町時代など昔からのものが多く、竹串は日本人の食文化に根付いた資材と言えると思います。

 

 

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料理によっても異なりますが、理由としては下記のことが多く挙げられています。

・じっくり食材の中に火を通すことができる。

 竹串は熱伝導率が低いので、じっくりと中まで火を通すことができます。

 外側からの熱だけでなく、内側の熱も食材に均等に通すことができ美味しくなるそうです。

・見栄えが良くなる

 串に刺すことで食材がよく見え、見栄えが良くなります。

・事前に食材を準備しておける

 串に刺した状態で保存しておけるので、注文が入ってすぐに調理を始めることができます。

・調理しやすく、食べ歩きしやすい

 串に刺さっていることで調理しやすく、提供されたお客さんも食べ歩きや立ち食いなど

様々なスタイルで楽しめます。



 

竹串の種類とおすすめの商品

 

竹串は料理によって、使われる形状も長さも異なります。代表的な串の形状とパックマーケットでおすすめの商品をご紹介します。

・丸串

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一般的な焼き鳥店や居酒屋などで使用されている串です。

焼き鳥では長さ12〜18cm、直径2.5mm〜3mmのものがよく使われています。

また、銀杏やエビなど、刺すと崩れてしまう可能性のあるものは、直径1.8mm〜2mm程の「銀杏串」と呼ばれる細い串が使われます。

使用メニュー例:焼き鳥・ホルモン串・おでん

・鉄砲串

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鉄砲のような形から名付けられた竹串です。根元が板状になっていて持ちやすく、高級感があります。

使用メニュー例:焼き鳥・つくね串

・角串,平串

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断面が四角くなっています。この角には食材がずれるのを防ぐ効果があります。食材が柔らかい肉団子や練り物などの柔らかい食材が、串を刺したところからちぎれてしまうのを防止したり、食材が回転してしまうのを防ぎます。

使用メニュー例:牛串・いか串・魚塩焼き・バーベキュー

・ドッグ棒

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ホットドッグ、アメリカンドッグなどに使う竹素材の串です。他の串に比べ直径が大きく、折れにくいという特徴があります。重いホットスナックを安定して支えることができ、食べ歩き等でよく使われています。

使用メニュー例:アメリカンドッグ・フランクフルト・唐揚串・チョコバナナ

・松葉串

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松の葉をかたどった飾り串です。串の先が二股に分かれていて、銀杏や黒豆などを刺して料理に彩りを添えます。

使用メニュー例:銀杏 黒豆

・田楽串

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田楽などに使用する串です。先端が二股に分かれ、食材をしっかりと支えます。崩れやすい豆腐やこんにゃくなどをしっかりと固定することができます。

使用メニュー例:味噌田楽

 

串メニューに使える資材

 

串メニューの食べ歩き等に使える資材をご紹介します。

・フードパック

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屋台などで持ち帰る際に便利なフードパックは、串物メニューにおすすめです。

複数本まとめてパックしたり、本用もあるのでメニューに合わせて選んでみては?

 

・二方袋

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手軽に持ち運べる二方袋もおすすめです。耐油加工が施されているものなら、外側への油染みもなく持ち運べます。

まとめ

 

竹串について、歴史を紐解くと、昔から日本の食文化に根付いていたことがわかり、ロマンを感じました!

時代を経ても変わらない魅力があるからこそ、串料理の文化とともに竹串も様々な形があるんですね。

食材やメニューに合わせて、最適な串の形状を選んでみてはいかがでしょうか?

 

食べ歩きメニューに関してはこちらもご覧ください。

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トピックス: 軽食, テイクアウト, 祭り

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