こんにちは!
パックマーケットのあらちゃんです!
食事をする際に欠かせないアイテムの一つが割箸ですよね。
店内飲食・テイクアウト関わらず、多くの場面で使用されています。
日頃よく目にする割箸にも、様々な種類があるのをご存じですか?
用途や使用シーンに合わせて、箸選びをすることで
より良いサービスを提供することにつながります!
今回は、割箸の形状と材質の種類について詳しくご紹介します!
割箸には、持ち手部分が四角や斜めに削られているものなど色々な形状があります。
形状によって、割箸の見た目も変わるので
お店の雰囲気に合わせた箸選びのヒントにもなると思います。
割箸の角を切り落とし、割れ目に沿って中央に真っすぐ溝を入れた割箸です。
現在最も多く流通している一般的な割箸で、みなさんもよく見かけると思います。
“元禄箸”は、元禄時代の「元禄小判」が由来となっています。
幕府の財政窮乏のため、金の量を減らして作られた小判は元禄小判と呼ばれました。
金の量を減らした元禄小判と同じように、箸の四つ角を切り落とし小判の形にして、
割れ目に溝を入れ、木の量を減らしたことから「元禄箸」と呼ばれるようになりました。
割箸の持ち手側の天面を斜めに削った割箸です。
箸の上下で形状が異なり、箸の上下が分かりやすくなっています。
木目の美しさを強調した割箸で、高級料亭やホテルなどで使用されています。
家庭でも、お客様をおもてなしする特別な時などに使用されます。
箸の真ん中が太く、両端が細くなっている左右対称の両口箸です。
“りきゅう”とは、茶人の千利休が由来となっていますが、お店が休むことなく
永久に続くようにという思いから 、利休ではなく「利久」の字が使われています。
お寿司や懐石料理、お祝い事の席でも使用されます。
持ち手部分は四角く、先端は細く削られた箸です。
四角形状なので、お皿や机の上でも転がりにくくなっています。
割るタイプではなく、一本ずつの組箸です。
杉の角箸は、「あすか箸」と呼ばれます。
竹箸のみの形状。
箸全体が丸みを帯びており、持ち手部分が四角い形状でつながっている箸です。
割るタイプではなく、一本ずつの組箸です。
全体が丸く削られ、両端は中央部より細めになっている割箸です。
これは片方が人が食べるために、もう片方を神様が使って
お正月のおせちを一緒にいただくという”神人共食”を意味しています。
中間部分の膨らみが俵を示すこと、「丸くおさめる」「割らない」ということから
結婚式やお正月など、おめでたい場面で使用されます。
割らずにそのまま使用できる割箸です。
持ち手部分は丸みがあり、手に馴染みやすい形状になっています。
最近ではスーパーマーケットやコンビニエンスストアで配布している箸として増えています。
割箸の長さは基本的に4種類あります。
6寸・7寸は、折箱や仕出し弁当での使用が多く、お弁当容器に合わせた短いサイズです。
8寸はコンビニや家庭用など、みなさんが日頃よく使用するサイズだと思います。
幅広い用途で使用されています。
9寸は240㎜と長めサイズで、高級感が出る長さです。
懐石料理や宴会などで使用されます。
また、割箸には独特の慣習があります。
「1寸=約3㎝」ですが、実物の長さはそれぞれ1寸短くなっています。
その理由は、おせちのお重の寸法に合わせているとも言われています。(諸説あり)
杉の割箸は国産の最高級品です。
そのため、高級料理店やホテルなどの業態に向いています。
木目が濃く美しいのが特徴です。
木肌がなめらかで、手触り・口触りの優しい材質です。
杉に次ぐ高級割箸です。
木目が細かく、木肌が白い材質です。
中国産のものが多く、国産材よりもリーズナブルですが、高級感のある割箸として人気があります。
竹は成長が早く、3年で成竹になり、間伐材から箸用に加工されています。
油や火に強いことから、天ぷら・うなぎ料理など和食に限らず
中華料理などにも多く使用されています。
また、折れにくく綺麗に割れるという利点もあります。
木質が硬く、比較的安価な材質です。
また木の特有のニオイが少ないため、食事の邪魔をしません。
白くて軽い、割箸として最も多く使用されている材質です。
木質がやわらかいため、様々な形状に加工され使用されています。
柳はしなやかで折れにくいという特徴から、縁起が良いとされ、祝箸としてよく使用されます。
また、柳は邪気を祓うものとされています。
そして今回!パックマーケットに新たな割箸が登場しました!
植林から伐採まで管理されているポプラ材を使用しています。
通常廃棄されてしまう節部分まで活用し、木材を有効活用した割箸です。
強度を考慮し、厚めの4.5㎜厚になっています。
包装形態は、はだか・OP完封・紙完封があります。
今回は、割箸の形状と材質についてご紹介しました。
形状や材質の特徴や意味合いから、使用シーンに合わせた選び方ができると思います!
ぜひ、今後の割箸選びの参考にしてみてください!